大人が泣いても許される場所がある

天国の大切な人を想うあなたへ。悲嘆回復・グリーフケア│my mom〜きっと、また│大人が泣いても許される場所がある ワタシゴト
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この場所を見つけてくださって
ありがとうございます。

言葉の力で、
死別による悲しみからの回復を
お手伝いする言の葉セラピーの
英エルです。


今日って、
三連休最終日だったのですねぇ…。

そうそう、
9月には三連休が2回、
あるんでしたねぇ…。

いま、あなたはどこで、
何をしていますか…?

何を見て、何を想っていますか…?

9月の三連休-

これを語り出すと、辛い。
泣けてきます。

それは、幻のショートトリップを
思い出してしまうから。

2年前の9月、私と母は、
お揃いのTシャツを着て、
会津へドライブへ行くことを
計画していました。

会津は母のルーツです。

母が光になる前日も
カレンダーを指差して、

「どっちの連休にする?」って、
話していたことが思い出されます。

翌日に永久の別れが
やって来るなんて、
これっぽっちも思わずに…。

泣きたいだけ泣く。
泣き続ける。

声を上げて、
わんわん。

ダダをこねる子どものように
見境なく泣き続ける。

ワタシは、そんな自由を
欲していました。

あなたはおいくつぐらいでしょうか…?
ワタシの少し、妹ちゃんかしら???

大人になると、
「整える」ことを覚えます。

表面を
外観を
着飾る=鎧をまとうことを覚えてしまいます。

けれど、ワタシはいいと思う。

むき出しのままで。

何もまとわず、
整えず、
繕わず、

ダダをこねていたあの時にように、

泣きたいだけ、
泣けばいい。

そう思っています。

「いつまで泣いているの?
そんなんじゃ、お母さんも心配して、
あの世でゆっくりできないよ」-。

人はワタシにそう言います。

そんな見方もあるかもしれないけれど、

泣き続けることが
不正解だと、ワタシは思っていないから。


映画はお好きですかぁ?
大林監督ってご存知ですか?

広島の尾道を舞台にした作品を撮られる
映画監督さんです。

以前、彼がこんなことを言っていました。

映画館とは
【大人が泣ける場所】

ロマンティックで、
優しい方…。

大人が泣いてもいい場所で、
許される場所で、

役者の台詞に
スクリーンの情景に、音楽に、

思い出を重ねながら、

「整えなくてもいい時間」に
身を委ねてみるのもいいかもしれません…。

そのまんまの
あなたを、
ワタシを、

受け入れてくれる、その場所で。


追伸)
過日、久しぶりに、
ある映画を見てきました。

大好きな作家の半生を描いたものでした。

彼は器用には生きられないヒトでした。
 
人として弱い部分が
たくさんあったかもしれません。
 
だから、いつも苦悩していました。

恋もたくさんしました。
傷つきもしました。
傷つけもしました。

けれど、とても愛されたヒトでした。
 
深い、深い情愛を持った
ニンゲンらしい男だった。

ワタシは、その作家のことを
そんな風に思っています。
 
だから青の時代のワタシは、彼に溺れました。
彼の紡ぐコトバに、彼自身に溺れました。
少しおバカさんな話…、かもしれませんね。

監督の描く
スクリーンの中の彼と、
 
私の中の彼とでは、
大きく乖離していましたが、

ニンゲンとは
生きるとは

あらためてそんなことを考える
きっかけになりました。

今日も、ワタシのことを
たくさんお話してしまいましたね。

聞いてくださって、
ありがとうございます。

今度は、あなたのお話、
聞かせてくれますか?

大切な人との思い出、
夢中になったコト…

いつも一緒に。
Thanks mom of heaven.
kitto mata…

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